2014年03月06日

「軍師」笠井の大河ドラマにみる軍師力H

後継者の軍師認定コンサルタント、エグゼクティブコーチの笠井智美です。

先日放送の大河ドラマ「軍師 官兵衛」。
地元の狭い世界で生きてきた官兵衛が、
天下という日本を見据えて動く中枢に乗り込んでいく。
官兵衛の、テンションの上がり具合が、初々しかったな。

今回は竹中半兵衛の情報リテラシー能力に注目しました。
官兵衛が竹中半兵衛に初めて会うシーン。

竹中半兵衛の高名をあげつらう官兵衛に、
それは噂にすぎないと、ピシャッと言う。

「真偽のほどが定かではないものをむやみに信じるのは、
いかがなものですかな?」と。

試してみる、裏付けをとる。
起こり得ることを予測し、仮説をもって動く。

竹中半兵衛の軍師力は、
ドラマの後半で官兵衛のピンチを救うことになります。

地元、播磨では、
きっと官兵衛の右に出るものはいない状況であったでしょう。
もし、その中に留まっていたままならば、
官兵衛は後世に名を残す軍師になっていたかどうか。

これまでとは次元の違う、見ている景色の違う人物たちとの関わりが、
さらに官兵衛を成長させていくのだと感じました。

そして、官兵衛のようにコンピテンシーの高い人は、
自分で環境を変えていく力があります。

自分が触れる環境を変えていくと、
当然違った価値観の触発を受けますよね。
それが人の成長の鍵を握ります。
人は、環境との相互作用で成長する生き物ですから。

殆ど毛利になびいている播磨を、どう織田方に引き入れるのか?
その問いに答えた官兵衛の策を、
竹中半兵衛は「そんなことは誰でも思いつく」と一蹴します。

官兵衛の策は、「兵を減らさない」という価値観に基づいて、
時間をかけて周りを説得していくというもの。

一方、織田方には、機敏に迅速に
「圧倒的なスピードをもって動く」という価値観と風土があります。

「殆ど毛利になびいている形勢をいっぺんに変える手立ては?」
という問いは、官兵衛とは異質な環境で、異質な視点をを持った、
織田方にいる竹中半兵衛だからできた問いでもあります。

でも、この問いかけがなければ、官兵衛は1つ目の、
「自分が思いつきやすい策」しか思いついていないかもしれません。

竹中半兵衛の問いがあったからこそ、官兵衛は次の策を考えたのです。

本来、その策を考え付く力を持っていたとしても、
適切な「問い」が無ければ、
官兵衛の能力は発揮されることはなかったかもしれません。

自分が成長出来る環境を自分で作りだすために、
どこに自分を置くか?

ブレーンを持つのも、その環境づくりの一つでもあります。

ぜひ、自分と異質な人と触れてみてくださいね。

あなたの、まだ使われていない能力が目覚めるかもしれませんよ。


posted by tomomi at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダー・経営者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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