こんにちは。
さて、今日は情報把握の重要性と、組織活力についてお伝えします。
組織の中には様々な情報が存在します。
特にうまくいっていないことに関しては、
みんなそれぞれ見解があったり、こうしたほうがいいというのがあったり、
現場では、実際こんなことが起きているよとか、
様々な情報がばらばらに点在しています。
それらの情報をどう読み取るか?
それによって問題の本質が掴めるかどうかが変わり、
当然、打つ手も変わってしまいます。
問題の本質を見ずに、目の前に起きている事象への対処対応では、
一時しのぎにしかなりません。また同じことが起きてきます。
それでは 根本的な解決にはなりませんよね。
それどころか、一時しのぎのつぎはぎで、事態がさらに悪化します。
それを繰り返すうち、「何をやっても変わらない。」
「何をやっても無駄だ。」というパラダイムが強固になっていきます。
きっと変わらない、変らない気がするから、手をつけない。
そして、本当に変われない組織になってしまうのです。
問題の本質を観て、そこに適切な課題を設定して、
その課題をクリアするために何ができるか?
このプロセスを職場で共有するからこそ、組織活力が醸成されます。
特定の発言力の強い人からの情報だけでなく、
まずは職場のみんながそれぞれの立場から見えている情報を持ちより、
それに対するその人の意見を聴きながら、
相互理解を深めるところからはじめてみましょう。
そうすることで参加意識、主体者意識、共通認識を創るステップができます。
よくありがちなのは、ここですぐに対応策などを持ち込んでしまうこと。
まずは、みんなの目を持って、いろんな角度からの現状認識に徹してください。
今まで自分に見えていなかった現状が観えてくる・・・・。
思考や行動に影響を与えている“認識された情報”が広く多角的になるのですから、
それだけでも、何かが変わるはずです。
ラベル:組織