昨日は、石山寺に行って来ました。
今年は33年に1度の、
本尊 如意輪観世音菩薩 御開扉とのことで、
お参りをさせていただきました。
ふっくらした、すべてを包み込んでくれるような仏様で、
なかなかその場を離れられなかったです。
33年後も、自分の足でお参りしたいです。(^^:)
石山寺の桜は盛りを少し過ぎたくらいでしたが、
緑と白みがかったピンクのコントラストがあって、
それもまた、味わい深いものでした。
ところで、桜守というお仕事をご存知ですか?
桜のお医者さんだそうです。
多くのボランティアの方々が、
桜の保存活動に力を注いでくれているのだと、
ニュースで紹介されていました。
天保3年より代々、
仁和寺御室御所の造園を担ってきた庭師の名跡、
第16代 佐野藤右衛門さんは、
父である先代が始めた日本全国の桜の保存活動を、
継承されているそうです。
藤右衛門さんのお話が心に残りました。
「一つとして同じものはない。
一本一本の個性を見極め、手の掛け方を変える。
人間関係と一緒。相手が変わると、接し方が変わる。」
人育てや接客にも通じる、深い言葉ですね。
桜の時期もあと少しです。
存分に風情を愉しみましょう。