2014年02月15日

「軍師」笠井の大河ドラマに観る軍師力E

後継者の軍師認定コンサルタント、エグゼクティブコーチの笠井智美です。

軍師官兵衛、毎週見ておりますが、
なんか、もう1週間経ってしまったんですね。はやっ!

大河ドラマを通して、
経営やリーダーシップに活かせる観点をお伝えしております。(^^)

さて、先日の軍師官兵衛の放送を視て、印象に残ったのは、
腕に覚えのある新参者の家臣が、
既存の家臣たちと上手くいかないことを諌めるときに言った、
「一人の力など、たかが知れておる」という言葉。

この言葉は、これまでの回でも出てきていました。
たしか、剣術が強い先の将軍が、
多勢によって打ち取られたという報告を受けた際にも出てきていた言葉です。

「一人の力など、たかが知れている。」という、官兵衛が基づく価値観。

その基づく価値観から、
「人が協力し合えば、物事が動く。」と思考し、
人の動きの要因となる“相手の背景”から起きてくる心の機微に配慮をする、
という、官兵衛の行動の特性が出てきているのかもしれませんね。

そして、人が協力し合うために、何がいるのか。

「何のために」という“目指すもの”と、信頼。
じゃあ、人はどんな時に、相手を信頼するのか?
自分を否定しない、認めてくれている人でしょうか。

一方、織田信長は、人を惹きつける何かを持っているカリスマ。
「何のために」という目指すものは示していても、
その生い立ちからか、人を信用していない。
だから、恐怖で人を支配する。
まわりへの、見せしめ的な行動が、多いですよね、この人。

俺に逆らうな、俺が答えだ、という風土の元では、
部下はリーダーの基準や評価が気になって、
その範囲でしか、思考や行動もでてこない。
と、すると、リーダーの限界が組織の限界になりやすいということです。
リーダーが道を誤れば、The End.

リーダーが一時的に不在になったときでも、
自立的、自発的に動ける組織力が育つかどうかは、
リーダーがどんな風土を創り出しているのかで決まります。

つまり、リーダーの「在り方」からの思考・行動によると言っても、
過言ではないですね。

のちに、黒田家にもリーダー不在の時期が訪れるらしいですが、
その時の、黒田家の動きにも注目していきたいです。

軍師はリーダーを育てるリーダーという存在でもあります。
その観点から、このドラマはリーダーシップの探究の要素が満載で、
凄く面白いです(^^)

楽しみにしているうちに、日曜日があっという間に来るので、
なんか、この1年すごいスピードで年を取っていくような気がします。

気のせいですよ・・・ね。(^^:)


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2014年02月07日

「軍師」笠井の大河ドラマに観る軍師力D

後継者の軍師認定コンサルタント、エグゼクティブコーチの笠井智美です。

第5回目放送のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」、
官兵衛の幼いころから共に育った腹心の家臣、武兵衛さんが
戦で命を落として、とても悲しかった。

何故、戦うのか・・・・・
昔も今も、人間が、それぞれの正義のために、争い続けることは変わらない。

さて、今回気になったのは、倹約の話。
官兵衛が妻に「金はいざという時に使うもの」と話すシーンに、
なるほど〜と。

まさに経営の極意ですよね。

会社で言うと、経費がいくらで、収益がどれくらいでっていうP/Lの部分は、
営業マンや社員でも考えますが、
上がった収益を、何のために、どこに投資し、
どんな価値を生み出すのか、B/Sを考えるのは、経営者の仕事。

官兵衛は倹約をして蓄えた資産を、「人」に投資していました。

一つの戦を終え、疲れ切った兵士たち。
でも、すぐに次の戦が予想される。

兵士の士気に配慮して、官兵衛はみんなに褒美のお金を渡します。
「よくやった」と、一人一人に声を掛けながら、
それぞれの“労の価値”を、お金という見える形に現わしてねぎらいます。

人は、自分のやったことが人の役に立った、と感じると
自己効力感があがります。

自己効力感は、努力の程度、
環境の選択、障害に面したときの粘り強さなど、
さまざまな行動に影響を及ぼします。

この場合は、戦でのパフォーマンスの発揮度に影響しますよね。

これが、官兵衛にとっての、いざという時のお金の使いどころ。

この場面での「人」への投資は、戦に勝ち、
城・城下すなわち民百姓の暮らしの場、
命を守るという価値を得ることに繋がります。

また、
“家臣に物をあげると、もらえなかった者はひがむ。
だから、相手に安く売る。
お金をはらって買ったのだから、
その家臣は、まわりからひがまれることもない”
という話も、人の心の動きをよく掴んでいるなと思いました。

人って、他人が褒められると、
自分は認められていない、否定されたと感じることがあるもの。

功績をあげて注目された人が、一転してバッシングを受けるケースは、
そんな集団心理が働いているのかもしれませんね。

そして内部の足の引っ張り合いにに発展していくなんてことに
ならないよう、リーダーは人の心という、不安定な不確定要素も、
常に視野に入れて行かなければいけませんね。

その観点から、織田信長を観察していくのも面白いかも。
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2014年02月02日

継ぐ人生・継がない人生、家業あるゆえの悩みに向き合うセミナー準備中です

こんにちは。
後継者の軍師認定コンサルタント、エグゼクティブコーチの笠井智美です。

私は軍師仲間と後継経営におけるキャリア支援研究会を立ち上げていて、
後継者の方の人生に寄り添った支援を研究開発しています。

先日はそのメンバーとミーティングをし、
今年のセミナープログラムの準備を始めたところです。

後継者さんの中には、心の準備ができて家業を継ぐ方、
自分しかいないから継ぐしかないのだと自分に言い聞かせて継ぐ方、
不測の事態で継がざるおえなくなってしまう方もおられます。

人の人生、いつ、何があるかわかりません。

例え後継者が決まっていたとしても、家業がある限り、
後継者候補でなくなるということはない、と言っても過言ではありません。

今、別の会社で働いていても、
「ずっとこの会社でやっていくのかな・・・」
「いずれ戻って家業をつぐのかな・・・」
「今は、まだ考えたくないな・・・」なんて、
モヤモヤして、なんか引っかかっている。

そんな気持ち、へたに身内に相談なんかできません。
もちろん今の会社での立場もあるし、上司にも相談できません。

自分はどう生きたいのか? どんな人生を送りたいのか?

自分の軸も定まらないうちに、
人生の選択を、ある日突然迫られたら、どうします??

家業を継いでも継がなくても、
人生を、納得感をもって後悔せずに生きていくために、
誰の干渉も受けない安心・安全な場で、
“自分”と“家業”に向き合う時間が、
後継者候補の方には必要だと、私たちは考えています。

このことが、実は後々の経営やリーダーシップ、
そして後継者候補の方の人生に、大きく関わってきます。

緩和ケアの介護人を務め、
多くの方の最期をみとったブロニー・ウェアさんの著書に、
“死ぬ瞬間の5つの後悔”という本があります。

人生の最期の時に、
人が後悔することの1〜5位までについて書かれているのですが、
1位は、
「人の期待に応える人生ではなく、自分に正直に生きる勇気が欲しかった。」
という事なのだそうです。

私なりの言葉の解釈は、こうです。
「人の期待」は、他人の基準や他人の評価。
「自分に正直に・・・」の “自分”は、自分の“志”。

これを読んで、ふと後継者さんのことが浮かびました。

幼いころから「跡継ぎなんだから・・」などど、
親やまわりの人が勝手に描く後継者像と比較されたり、
兄弟姉妹で、誰が跡継ぎにふさわしいかなどど、
常に評価の目にさらされていたり・・・。

まわりの期待に無意識に応えようとする自分がいて、
苦しい思いをされてきたかもしれません。
苦しい、しんどいなんて、口に出せずにきたかもしれません。

会社と一緒に成長してきた創業者とは違い、
身の丈に合わない会社を背負う事への恐怖、
社員さんの暮らしや人生に対する責任感、
自分を育ててくれ、必死に会社を守ってきた親御さんの姿・・・

家業があるからこそ抱える悩みが渦巻いて、
本当の自分と繋がれない。
本当の自分の声が聴こえない。

そんなジレンマや不一致な感覚が、
長年、後継者候補さんたちを苦しめてきたかもしれませんね。

後継者候補さんたちが自分の志と出逢い、
経営目線で家業を知って選択肢を考える、
自分の人生と家業の未来に向き合うセミナー。

継いでもいい、継がなくてもいい。
そして真の経営者になる第一歩になるかも。

そんな場を創ります!

準備ができ次第、お知らせさせていただきますね。
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2014年01月30日

遠藤選手から平常心を学ぶ

こんにちは。
後継者の軍師認定コンサルタント、エグゼクティブコーチの笠井智美です。
風邪やインフルエンザが流行っているようですが、みなさま大丈夫ですか?
身体の抵抗力が落ちないよう、しっかり睡眠とりましょうね(^^)

さて、今日は「平常心」というお話です。

先日、プロフェッショナルという番組で、サッカーの遠藤選手の特集を視ました。
スポーツには、リーダーや経営に活かせることがいいっぱいあります。
人が事象や課題に、どんなコミュニケーションで結果を出していくかが、
とてもわかり易く見えるので、アスリートのドキュメンタリーは面白い。

遠藤選手はボランチ(舵取り)として、いつも冷静にプレーします。
相手選手に接触プレーをされても、いつも冷静。表情をほとんど変えません。

「僕が感情的になると、チームに迷惑がかかる。」と彼は言います。
刻々と変わるゲームの中で、常にチームの舵をとって、
状況に応じて様々な意図あるパスを使って、ゲームメイクしていく。
ゲームの流れの中で、味方の精神状態・チームのムードを感じ取って、
落ち着かせるパスを出す。

そして、パスでみんなを動かして、スペースを創って、
チャンスを生み出すという、まさに攻撃の起点なんですよね!
この職人技!惚れる〜(^^)

これまでたくさんの学生たちの面談をしましたが、
冷静でオンオフの切り替えができて、
まわりを俯瞰して動く強みを持ってる人は、
ボランチ経験者が多いなあと感じます!

そう、常に最高のパフォーマンスを発揮して結果をだすためには、
感情で動くと判断を誤るって、スポーツは教えてくれますね。

格闘技だって、相手を挑発して感情をゆさぶって、
冷静な判断ができないようにするのは常套手段。
オレオレ詐欺もそうですよね。

平常心、大事や〜(^^:)

でも、どうしたら平常心になれるでしょう?

それは、平常心じゃないってことに気づくこと!

平常心じゃないってことに気づけたら、
気づいた自分で、現状把握をし直してみましょう。

きっと、今まで見えていなかったパスコースが観えるはずです(^^)V
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2014年01月29日

「軍師」笠井の大河ドラマに観る軍師力C

おはようございます。
後継者の軍師認定コンサルタント、エグゼクティブコーチの笠井智美です。

大河ドラマ「軍師 官兵衛」を視て、軍師として感じたことを書いています。
1年間、全部書いたらすごいよな(^^:)とこっそり思ってます。

さて、4回目の放送をみて感じたことを書きます。

後継ぎができた主君・小寺政職の心の動きを感じ取った官兵衛の父が、
そこから起こり得ることを配慮し、黒田家や民のために、
家督を官兵衛に譲る決断をする流れが印象的でした。

人は “自分を守る” ために、なんでもする一面を持っています。

時に、自分の思いや存在を主張するために、
自らの命を傷つけることもあります。

自分の正義、自分の都合で、他を傷つける行為に出ることもあります。
直接的に手を下したり、間接的に誹謗中傷で相手を追い込んだり・・・

得たい、もっと欲しい、そして失いたくない・・・・
傍からみて、どんなに理不尽なことであっても、本人の中では正義。

官兵衛の父・黒田職隆は、
そんな“人間という存在”の本質を掴んでいたのでしょうね。

相手を変えることはできない。
だったら、相手の背景や心の動きを含んで、
こちらがどう動いていくか。

小さな変化を見逃さない。
そして、目先のことに反応からの対処・対応するのではなく、
全体像からみて、現実をどう扱うのか?

その判断を常に、「黒田家が生き残り、民の暮らしを守る。」
という志に基づいて下していく官兵衛の父・職隆。
まさに理念経営ですね。
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2014年01月27日

「軍師」笠井の大河ドラマに観る軍師力B

みなさま、こんにちは。
軍師&エグゼクティブコーチ 笠井智美です。

大河ドラマ「軍師 官兵衛」を視て感じたことを、
経営やリーダーシップに活かせる観点でお伝えしています。(^^)

今回は第3回の放送についてです。

大切な人を失って復讐の思いに駆られる官兵衛に、
父や祖父は「怒りや憤りに基づいて動くこと」を厳しく諌めます。

争いは多くの人を巻き込み、憎しみの連鎖を生む。
それを個人の感情に基づいて(つまり自分のために)
起こしてはいけないと。

復讐したいという己の利益のために、多くの人を巻き込んではいけない。
そして、悲しみや怒りや憤りや、時には喜びであっても、
人が自分の感情にまみれ、その感情に基づいているときは、
物事が観えなくなっているもの。
現実をニュートラルに捉えられず、判断をあやまって、
さらに窮地を招くかもしれません。

多くの人に影響を与えるリーダーは、
できるだけ、そうなることを避けなければなりません。

感情を横に置き、現状をありのまま捉え、意図に基づいて仮説をたて、
起こり得るリスクも見たうえで、決断することが必要です。

ですが、リーダーも人。感情も反応も起きてくる。
それを横に置いて、本来の立ち位置に早く戻るために、
軍師という存在は、
もう一人の客観的な自分とも言える存在になるのかもしれません。

戦場の跡、無残に横たわる兵や、
巻き込まれた人たちの亡骸を目の当たりにした旅の中で、
「どうしたら戦いがなくなるのか」という、
これまで自分に無かった価値観に出会った官兵衛。

敵に勝つための軍師ではなく、
失われた過去の因縁のためでもなく、
未来、人が幸せになるための軍師になっていくのでしょうか・・・・

次回も楽しみです。
posted by tomomi at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダー・経営者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月21日

「軍師」笠井の大河ドラマに観る軍師力A

こんにちは、後継者の軍師 認定コンサルタントの笠井智美です。

1月も、あっという間に半ばを過ぎましたが、
新年のコミットメント、忘れずに意識されてますか?(^^)

私は「礎」という指針を掲げましたが、それを意識にあげていると、
次々と「自分を取り巻く外の世界」から、
「礎」とうキーワードのメッセージが飛んできます。

実は、これも外界とのコミュニケーションです。
自分にアンテナが立っている情報が、外から入ってくる。
つまり、世の中の見え方は自分次第。

そこにどんな景色が映っているかは、
自分がどんな窓枠から見ているかによるってことなんです。

つまり、どんな世界も自分次第で現わせるってことです!(^^)
人生も仕事も、あなたの“在り方次第”なんです。

そして、私たちが自分で決められることは、
「在り方」だけなのかもしれませんね。

さて、大河ドラマ「軍師 官兵衛」の2回目を視て、
私なりの観点で、リーダーシップや軍師力について感じたことをお伝えします。

戦況を偵察に行った官兵衛は、
小高い場所から、“敵が攻めては引く”を繰り返す動きを見て、
孫子の兵法に照らし、それが罠だと気づきます。

一方、戦の現場では、“攻められたら受け、敵が逃げるから追う”と、
目先のことに反応し、目の前の対処対応に追われ、
思わぬ窮地を招いてしまったようです。

“人は、見えていないことは、扱えない”

立ち位置が違うと、見える景色が違ってきます。
全体を俯瞰できる場所にいるからこそ、
相手が何のためにその動きをしているのかに、意識がいったのでしょう。

渦中の外側から、その現象を捉えることは、
危険を察知する嗅覚に繋がります。

ところで、みなさんはビジネスでも官兵衛のように、
学んだ知識を、現場で活かしておられるでしょうか?

知ったつもり、わかったつもりで使えない知識が、
私たちの中には、いっぱい埋まっています。

学んだ知識も現実の中で試して感覚を掴むから本質が掴め、
環境が違っても転用可能になっていきます。

ぜひ、学んだ知識を意識して使う期間を持ってくださいね。
本当の学びは、そこに有りますから!

posted by tomomi at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダー・経営者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「軍師 笠井」の大河ドラマに観る軍師力@

今年のNHKの大河ドラマは、「軍師 官兵衛」ですね。
私も後継者の軍師認定コンサルタントという仕事をしておりますので、
軍師力やリーダーシップという観点から、毎回かぶりつきで視ています(^^)
さて、放送第一回目の軍師官兵衛を視て、
私なりの視点から感じたことをお届けしたいと思います。

病の母に飲ませる薬草を摘みに入った敵の領内で捕まった官兵衛を、
母が諌めたシーンが印象に残っています。

母を思う子どもの思いであっても、
城主である父を危険にさらすこととなり、
家臣が責任を感じて切腹しようとし、
それを母が自分の命をもって止める・・・・

自分の振る舞い次第で、人が死ぬかもしれない。

“自分の言動や物事の影響をどこまで観れるか”

軍師やリーダーに欠かせない能力を示唆するシーンでもありました。

幼き官兵衛の軍師は、母だったかもしれませんね。
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2013年12月06日

やり方・方法の落とし穴

就活本がいっぱい出てるのに、就活が上手くいかないのはなぜ?
育児書がいっぱい出てるのに、子育てが上手くいかないのはなぜ?
部下の力を引きだす本がいっぱい出てるのに、引きだせないのはなぜ?
経営の勉強をいっぱいしてるのに、経営が上手くいかないのはなぜ?

答えはみーんな一緒やなぁ・・・・

目の前の相手、目の前の現実を観ていないから。

どこかにあるはずと思っている幻の答え、魔法の呪文を追い求めて、
やっきになって借り物競争をしてるみたい。

あなたの会社の経営の答えは、よその会社にはない。
あるんだったら、とっくに日本中、松下幸之助さんだらけや!
稲盛さんだらけや!ゴーンさんだらけや!

志しに向かって現実を観察し、今何ができるかを考え、
適切な方法を試行錯誤で編み出していく。

そこに活かすために、情報や知識を集め、結果を出すために、
機能するように取り入れて行くだけ。

毎日が発見で、毎日が発明。

人の生き方も企業の生き方も、根っこは一緒。

自分の子どもの子育ては、
目の前の子の成長と今起きていることを観察しながら、
瞬間瞬間編み出し続けるもの。
昨日使えた方法が今日使えるとは限らないから。

自分の会社の経営は、世の中に提供したい価値と、
顧客や業界や部下や今起きている現実を観察しながら、
瞬間瞬間編み出し続けるもの。

全くおんなじ状況などあり得ないんだから、
一昔前の、どっかの誰かの事例を学べば学ぶほど、
洞察力は鈍っていく。

感じる力も観じる力も察する力も鈍っていく。

志、観察力、編み出す力がなければ、
どんなやり方・方法も、マニュアルもノウハウも応用できない。

取り組んでいるつもりになってるだけで、
本当に観るべきことを観ていない。

そして・・・・時間切れ。タイムアウト。

そうなる前に、観るべきところはどこのなのか、
自分に問いかけてみよう。
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2012年10月14日

オーナー経営に関わる人のための“家業と人生に向き合う”セッション

日本の中小企業や事業者さんの抱える大きな悩みは、後継者問題。
せっかく価値ある事業を営んできても、
子どもの人生を考えると、継げとは言えないという経営者さんがたくさんいらっしゃいます。

また、息子さんや娘さんも、家業が気になりながらも自分の人生を考え、
自分なりの生き方を模索し、就職される方も少なくないでしょう。

でも、なんか、ずーっと頭の片隅に、
心の奥底に、どうするんだろう・・・・という引っ掛かりが残っていませんか?
モヤモヤしていませんか?

たとえ事業を継がずとも、保証人に入れられたり、株の問題があったり、
オーナー経営者の親族(妻や後継者の兄弟姉妹)である以上、
何かしらの物理的・精神的影響を受けているものです。

心のどこかで、なんとか事業の価値は残せないものだろうかと・・・・

継ぐ・継がない以前に、家業と自分の人生を観たうえで、
客観的に家業にどんな価値があり、
ご自身がどんなサポートができるかを考える機会を持つことが、
とても大切なのです。

これまで家業に向き合っていなかった人が、家業に向き合い、
その価値をしっかり観たうえで、継ぐか継がないかを決める。
どちらにしても、その時には本物の決意と覚悟ができます。

人生の積み残しを完了して次に進むために、
ご自身のや家業に関わる方たちが、よりよい人生を送るためにも、
家業と自分の人生に向き合うセッションを受けてみませんか?

事業承継は相続ではなく、
新しい価値を生み出すために、価値あるものを次世代に繋ぐこと。

子どもたちに後を継ぐか言い出せない、慎重になっている、
タイミングを掴めないでいる現経営者にも、
ご自身が生み出してきた価値と向き合い、
本当はどうしていきたいのかを考えていただくセッションを提供します。

後継者、後継者の親族、後継ぎ問題に頭を悩ます現経営者のための、
“家業と人生に向き合う”セッション。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

posted by tomomi at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダー・経営者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月19日

後継者という立場と人生と・・・

こんにちは。
後継者の軍師認定コンサルタント・コーチの笠井智美です。

中小企業の後継者さんたちの多くは、
特有の悩みをお持ちです。

創業者の方は自分と一緒に事業も成長していきます。
でも後継者の方は、自分の身の丈に合わない中に、
入って行かなければならないんですよね。

目の前には、今まさに生きた事業があり、
すでに社員さんも顧客も抱えていて、

把握しきれないこともいっぱいあるし、
預かり知らぬ先代のころの出来事の影響が、
後継経営の時期に出てくることもあります。

継いでみたら負債を抱えていて、
債務保証に印鑑を押さなければならないかもしれません。
何かあれば身ぐるみ剥がされ、
自分の人生と引き換えに大きなものを背負わされてしまう・・・

先代に雇われて、これまでついてきた古参の社員さんもいるし、
周りはほとんど年上。

常に一挙手一投足を注目され、何をやってもやらなくても、
いろんなことを言われてしまう。

先代の発言力が強くて、思うように経営を任せてもらえなかったり・・・

本当に気の休まることはあるのだろうかと、思ってしまいます。


ただ、企業において創業期はただの一度だけ。
それ以外は、全部後継経営。

逆に創業者の方のほうが、例外なのかもしれません。

環境は自分で変えていくしかない。
でも、それは自分一人でやらなければいけないということとは違います。
人を通して課題を解決する、ブレーンを使う。
方法は無限にあります。

環境の負の側面だけをみて自分の内面とやり取りしていると、
多くのエネルギーを費やしてしまいます。

その間にどれだけのことを観えなくして、
どれだけのことを失っているのかと考えると、
その時間(時間≒命)を、活かすべきところはもっと別にあるのではないでしょうか?

人って、時間がかかると思っていれば、時間をかける。
むずかしいと思っていれば、むずかしくやる。
大変と思っていれば、大変にやる。

そしてその間、なにより本人が一番苦しいはず。

「親父が頑張ってる姿を、ちっちゃい時からみてきたからなぁ・・・・」
その「・・・・」の中には、どんな思いがあるのでしょう?

やりたいことをあきらめてしまったり、
せっかく入った一流会社を辞めなければならない方もいるでしょう。

別の会社で働きながら、親の会社が気になって、
どこか中途半端な自分を責めたりしているかもしれません。

周囲の期待を考えると、継がないなんてとても言えないと思っているかもしれません。
罪悪感にさいなまれるくらいの方も、いらっしゃるでしょう。
いつか、そのうちと先延ばしにして、
直面することをなんとなく避けてきている方もいるでしょう。

なにかふっきれない、何度も何度も湧いてくるもやもやした気持ち・・・

自分の人生を生きてる感じしてますか?

それは、本当にあなたが選んだ人生ですか?

親次第ではなく、環境次第ではなく、
自分次第で、「受け継ぐべき価値」「そこから生み出される価値」、
そして「自分が創りだしたい新しい価値」があるとしたら、
どんなことなのか。

あなたが事業を継いだら、どんな未来が起こりうるのか?
周りの人たちに、どんな影響が創りだせるのか?

事業承継のかたちは、
社員が継ぐ、売却する、清算してしまうなど、一つではありません。
もちろん、継がない選択だってあります。

じゃあ、他の人が継いだら、どんな未来が起こりうるのでしょうか?
自分が継がなかったら、どんな風に価値を残せるのだろう・・・
あなたが事業承継のプロデューサーになることだってできるはずです。

継ぐと決める。
継がないと決める。

どちらを選んでも、そこには本物の決意と覚悟がいります。

継ぐか継がないかを決めるためにも、後継者の軍師はお役にたてます。

何から手をつけていいのかわからない。
自分が本当に継ぎたいのかわからない。
大きな責任を前に、漠然とした不安や怖さがある。
事業承継について、具体的に知りたい。etc・・・

どうぞ、お気軽にお問い合わせください。




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2012年07月24日

リーダーに必要なコミュニケーション力 その3A

こんにちは!
コーチの笠井智美です(^^)
毎日、脳みそが溶けそうなくらい、暑いですね〜
みなさん、体調は大丈夫ですか?

さて、リーダーシリーズ、前回からの続きです。
引っ張るリーダーが止まれば、引っ張られている人だけの人たちは、
当然止まってしまいます。

「リーダーの限界が組織の限界」とならないために、
これからの時代に求められるリーダーのコミュニケーション力は、
メンバーの出番をつくる力です。

人が力を発揮するのはどんなときでしょう?

トップダウンのやらされ感の中では、余計前の力は出ませんよね。
そればかりか、どんどんやる気がなくなって、不満もたまっていきます。

出来るかどうかではなく、
「よし、やってやろう」って、自ら一肌脱ぐとき、
自発的な意図があるとき、人は能力を発揮します。

いたずらでも、ナンパでも、自分が思いついた作戦を実行するときのワクワク感。
自分が決めた道を歩むときの、内側から湧きあがる決意と覚悟と使命感。
そして、それをやり遂げたときの達成感。
みなさんもご経験があるのではないでしょうか?

リーダーが一人で何でもやってしまっては、メンバーの出番はありません。
ただ、言われたことをやるだけ。
上からの指示、命令、指図に従うだけ。

これでは、自発性も創造性も育ちませんよね。
リーダーの思い描く程度の結果しか出てこないでしょう。

トップダウンで指示・命令・指図が下りてくるということは、
そこに上下が存在するということでもあります。
上下あるところには、上のものが基準となる「評価」が存在します。

そして評価される者同士が内側で競争し、ねたみ、嫉み、足の引っ張り合い、疑心暗鬼などを生み、
助け合って一緒に同じベクトルに向かう仲間であるという意識さえも、持てなくなってしまう。

つまり、本来出せる力が出せなくなる状況が、創られていくのです。

メンバーそれぞれが、目的を明確に把握して、
それに基づいて自分で判断し行動するサポートができれば、
結果のためにそれぞれが力を発揮する、強いチームができていきます。

メンバーそれぞれの力を活かして、相乗効果や触発がおこり、
個人と組織がともに成長していく。
それが、リーダーの頭に収まる以上の突破的な結果を生み出すことに繋がっていくのです。

あなたのチーム、あなたの組織に、メンバーの出番はありますか?

一人ひとりに、どんな特徴や可能性があるのか、ぜひ、しっかりと観察してみてください。

何が起こるかわからない、多様な価値観の中で答えのない時代に必要なのは、
人を通して課題を解決していくリーダーシップなのです。


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2012年07月22日

リーダーに必要なコミュニケーション力 その3@

経済が右肩上がりだった20世紀は、いい学校、いい会社に入れば、
年功序列の終身雇用でお給料も右肩上がり。
頑張れば結果が出る、こうやれば結果が出る、先進国のあとを追っていれば成功する。
そんな答えがあった時代。

こんな時代には、引っ張るタイプのリーダーシップで結果は出ていました。

しかし21世紀は、何が起こるかわからない、何が起こっても不思議ではない、
答えのない時代です。終身雇用の神話は崩れ、学歴があっても、いい会社に就職しても、
一生安泰ではなくなってきました。

インターネット上で様々な情報が行き来し、変化が早い。
経済社会では、商品やノウハウだけでなく、毎日のように海外資本も行き来します。

そんな多様な世の中では、全てをリーダーが掌握することは、不可能といっても過言ではありません。

リーダーが引っ張っていくということは、
「リーダーの限界が組織の限界」となってしまう危険がともなうことでもあるのです。

では、これからの時代に求められるリーダーシップとは?
続きは、次回にお伝えしますね!
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2012年06月16日

リーダーに必要なコミュ二ケーション力 その2

その1を書いてから、もうだいぶ経ちますが(^^:)気になる方はこちらをご覧くださいね。http://tomomilog.seesaa.net/article/241452883.html?1339798607

さて、経営者やリーダーの方からよくご相談されるのが、
どうしたら部下やメンバーのやる気がでるのか、
モチベーションがあがるのか、ということです。

「やる気」も「モチベーション」も“気”のもの。
出たり出なかったり、上がったと思えば下がったりもする、
とっても不安定な変動性のものです。

そればかりか、「やる気が出ない」「モチベーションが上がらない」から、
出来ない、やらない、動けない、と言い訳に使われる方が多くありませんか?

そんないつ出てくるかわからないものに、会社の業績や組織の結果を任せるのは危険ですよね。

操作性を持って無理やり出させたやる気や、無理やり上げたモチベーションの副作用は、
人を内側から壊してしまう可能性すらあります。

やる気があろうが無かろうが、モチベーションが上がろうが下がろうが、
気分や感情やムードに基づかずに、志や理念などの組織やチームの“軸”に基づいて、
目指す結果のために、やるべきことをしっかりやる。

そんな風に“自分とコミュニケーション”をとれるメンバーに育てることが、
リーダーの仕事でもありますね。

本当のやる気やモチベーションは、動いているうちに、その人の内側から湧き出てくるものです。
そしてその源のスイッチは、その人の軸となる「志」や「理念」です。

リーダーが示す組織やチームの軸と、ひとりひとりのメンバーの軸の方向性が一致すると、
目の前の作業やルーティンワークも、「このためにやる自分なんだ!」と、
甲斐をもって取り組むことができるようになるのです。

まずはリーダーが、
「やる気があるからやれる」「モチベーションが上がればできる」という神話から抜け出しましよう!
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2011年12月20日

リーダーに必要なコミュニケーション力 その1

リーダーに必要なコミュニケーション力の一つに、場や環境を設定する力があります。

よく空気を読むとか、空気が読めない人などの表現がありますが、
その空気を創る側の力のことです。

一言でリーダーといっても、組織や企業のトップであるリーダー、現場や部署のリーダー、
スポーツのキャプテン、お店の人、講師や司会者、家庭のお父さん、お母さんなど、
リーダーはその場・その空間において責任を持っている人のことであると、
広く捉えることができます。

理念や一つの方向性をもち、物理的にも人のマネジメントや意識のレベルでも、
結果を出す環境を整えたり、場を設定するのもリーダーの役割といえます。

客人をもてなそうと茶席をもうける主人もリーダー、
家族の安らぐ場所を創ろうと夕飯の準備をするのもリーダー。

共通して必要なのは、どんな思いをもって、その場を設定するのか、
どんなことをイメージして環境を整えるのかということが明確であることが大切です。

その思いから持ち物や物品の配置や環境を整え、言葉を発し、行動を選択する。

そして、その場に起きること全てに向き合う自分を整える。

このような、場や空間との意図的なコミュニケーションが、リーダーには必要です。
「朱に交われば赤くなる」と言われるように、
人は環境によって、引き出される面が変わるもの。

その場に最適な相手を引き出すことができれば、起きる結果も変わってきます。


まずは、この感覚を行動することで磨いてみましょう。

何かが変わってくるかもしれませんよ。







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2011年09月02日

機能するリーダー

昨日の女子サッカーオリンピック予選、なでしこジャパン対タイ戦。

結果は、3対0の快勝となりましたが、若手選手で戦った前半は、かなり苦戦していました。

技術的にも経験面からも成長過程にある選手たちは、

タイのディフェンスの前に、スペースを活かしきれず、

サイドへの開きの浅い、緩急の乏しいプレーとなり無得点で終えました。


後半、佐々木監督は一人の選手を投入します。

ミッドフィルダー 宮間あや選手!

ここから全く試合展開が変わりました。


彼女はキャプテンシーを発揮して、走りながら声を出し、ドリブルしながら周りを見る、

ワンタッチコントロールでパスを出す。

残念ながら、前半の選手たちには見られなかった動きです。


彼女が入ったことで、これまで攻撃のサイドを変えられなかったのが、

サイドチェンジできるようになり、さらに一枚奥のスペースが機能し始めました。


たった一人の選手がはいっただけで、ここまでゲーム展開が変わるか?というくらい、

システムが機能し始めたのです。


前半動きが鈍かった選手たちがグランディングし、活き活きと持ち味を発揮して3得点。

とても同じチームとは思えないゲーム運びでした。


意図の明確なプレー、動き出しが早く、全体が見えている。

コンダクターのように、他の選手の個性を活かしてゲームを掌握していく。


まさにリーダーシップ!


「自分が入って、少しでもアクセントになればいいかなと思って。」
試合後のインタビューも、チョー冷静!


機能するリーダーの存在は大きい。

一人の影響が流れを変える。


役割としてではなく、リーダーシップを生きている人、

あなたの周りにもいるかもしれませんね。




posted by tomomi at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダー・経営者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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